123D Designのインストールが完了したら、実際に操作するために各メニューについて簡単に知っておきましょう。操作しながら、各メニューや機能を確認するとわかりやすいです。

123D Design各種メニューの機能と役割 その1

123D Designを起動すると以下のような画面が表示されます。

123D Design起動時の画面

各メニューの名称とその機能について、確認していきましょう。

1. メニューオプション

メニューオプション

123D Designと書かれたロゴマークをマウスホバーさせると上図のプルダウンメニューが表示されます。

New

新規ファイルを作成します。

Open

ファイルを開きます。読み込めるファイル形式は「.123dx」、「.step/.stp」、「.sat」です。クラウド上で保存されたファイルを開く場合は「My Project」から、PC上に保存されたファイルを開く場合は「Browse My Computer」から、クラウド上に保存し、かつ登録したユーザー間で共有したファイルを開く場合は「Open from Gallery」から、123D Designが提供しているサンプルファイルを開く場合は「Open an Example」から、開きたいファイルを選択してください。

Insert

現在、開いているファイルとは違う別のファイルを読み込むことができます。「Open」と同様に、開きたいファイルの保存先を選択し、ファイルを開くことができます。

Save

ファイルを上書き保存します。クラウド上(To My Projects)かPC上(To My Computer)のどちらかを保存先に指定することができます。

Save a Copy

ファイルを別名で保存します。「Save」と同様、クラウド上(To My Projects)かPC上(To My Computer)のどちらかを保存先に指定することができます。

3D Print

3Dプリンターに出力します。Autodesk 3D Print Utilityをインストールする必要があります。Autodesk 3D Print UtilityでMakerWareなどのソフトウェアに再読み込みすることが可能です。

Send To

「My Projects(クラウド上)」に保存したファイルを「123D Make」、「CNC Utility」、「3D Print Web Service」にそれぞれ送ることができます。「123D Make」はレーザーカッターなどで使用するスライスデータに変換してくれます。「CNC Utility」はアメリカのShopBot Tools社が提供する切削加工機であるShopBot DesktopまたはShopBot Buddyで出力できるようにする加工パスに変換してくれます。このパスに変換することで、切削加工が可能になります。「3D Print Web Service」はAutodesk 123Dと提携しているshapewaysなどの3Dプリント出力サービスにデータを送ることができます。ただし、サービスの運営はそれぞれ異なりますので、そのサービスのアカウントを作成しておく必要があります。

Creat 2D Layout

3D形状のファイルを2Dにすることができます。ただし、2013年8月時点ではこの機能は使用できないようです。Autodesk 123Dのサポートフォーラムでその旨を伝えると、ファイルを送るなどして対応してくれる可能性があります。

Export STL

STLファイルを作成できます。ただし、作成したSTLファイルは再度123D Designで読み込むことができないので、注意してください。

Exit

123D Designを終了します。

2. メインツールバー

メインツールバーにあるコマンドを把握することで、スムーズにモデリングをすることができます。

Undo / Redo

undoとRedo

UndoとRedoは「元に戻す」と「やり直す」です。Windowsの場合は「Ctrl+z」、Macの場合は「command+z」で「元に戻す」が実行されます。

Transform

Transform

Transformには、「Move」と「Scale」があります。左側にある「Move」は3Dモデルの位置と向きを変えることができます。右側の「Scale」は3Dモデルの拡大と縮小を行います。

Primitives

Primitives

「Primitives」には基本形状を作成できるコマンドが揃っています。まず、左から5つ目までは3D形状のものをそのまま表現することができるコマンドになります。

Box 3Dの立方体を作成します。
Sphere 球体を作成します。
Cylinder 円柱を作成します。
Cone 円錐を作成します。
Torus ドーナッツ型の輪環を作成します。

次に、残りの4つのコマンドは2Dで描写した後、3Dへと押し出していくコマンドになります。

rectangle例1

1.平面に図形を描きます。上記の例は「Rectangle(長方形)」です。

rectangle例2

2.その図形を押し出し、立体にしていきます。

Rectangle 平面に長方形を作成します。
Circle 平面に円を作成します。
Ellipse 平面に楕円を作成します。
Polygon 平面に多角形を作成します。
Sketch

Sketch

この「Sketch」は3Dモデラー(ソリッドモデラー)において基本的なコマンドになります。だいたい3Dモデリングは平面から立体へと造形していきます。それは寸法などを正確に表現するためです。左から4つ目までは上記の「Primitives」にあるコマンドとあまり変わりません。ただ、「Sketch」の方が自由にサイズや描く場所を決められるようになっていますが、どちらを使用しても構いません。

Rectangle 平面に長方形を作成します。
Circle 平面に円を作成します。
Ellipse 平面に楕円を作成します。
Polygon 平面に多角形を作成します。

上記の基本形状以外のコマンド(左から5つ目から8つ目まで)は以下の形状を描写する際に使用します。

Polyline クリックをした箇所が頂点となり、点と点を直線で結び描写していきます。クリックをするまでは前に打った点からの長さと角度がわかるようになっています。
Spline クリックした2つの箇所を曲線で結びます。クリックした後、マウスを動かすことで曲線を自在に変えることができます。
Two Point Arc 円弧を描きます。一番はじめにクリックした箇所(点)が円弧の中心になります。次にクリックした箇所(点)までの距離が半径になります。
Three Point Arc 円弧を描きます。一番はじめにクリックした箇所(点)とその次にクリックした箇所(点)が円弧の両端になります。3回目にクリックした箇所(点)により円弧の大きさが変わります。

最後に、左から9つ目からのコマンドはスケッチした線を編集する際に使用します。

Fillet 半径を指定して角を丸めることができます。
Trim トリミング。スケッチした線の不要部分をカットできます。
Extend スケッチした線の長さを伸ばすことができます。
Offset スケッチした線の位置を基準として、そこからの距離を指定し、線を描写することができます。つまり、Offsetを使用することで、スケッチした図形の相似を作成することができます。
Project スケッチした線を別の面に投影して同一の線を作成することができます。